スタジオライフ「夏の夜の夢」/シアタードラマシティ/Dianaチーム
彼らが来阪するのが2年振りだそうなんだけど、2006年は日程が合わず見に行けなかったので、私と連れにとっては3年振り。
シェイクスピアの有名なタイトルではあるけど、あらすじ程度しか知らず「シェイクスピアだから難しくてわかんなかったらどうしよう」と一抹の不安を覚えつつ、あえて感想やらはノーチェックで劇場へ。そこで「19時開演、22時終演」とあるのを見て更に不安に(笑)
ところがいざ始まってみると、その不安は吹き飛んだ。面白かったわ。
『音楽劇』ということで、彼らの歌唱力も気になっていたけど、やばい人はいなかった(笑)上手な方が何人かいたので、総合的にはOKということで。懐かしい曲を歌ってくれたのも良かったな。
最初はハーミアを見て、かわいらしい!と思ってたんだけど、話が進むにつれヘレナがかわいく見えてしょうがなかった(笑)ハーミアは見た目がかわいいんだけど(顔が汚れてもかわいいのはすごい)、ヘレナは見た目より演技でかわいく見えた。
そうだ、ハーミアはおっかけっこ(?)をするシーンでのおてんばっぷりがお見事でした。日ごろ猫被ってるの?みたいな(笑)
ティターニアとオーベロンのお二人はベテランさんなのかな、歌も上手いし、安心して見ていられる感があった。何回も見てる人が多いのか、ティターニアへの会場の反応の早かったこと。確かに面白かった。
劇中劇のシーン、ロミジュリみたいなの。練習風景はともかく、あれの本番をあんなに長くやるとは思わなかったので、そこが今回見ていて疲れたところ。壁とかライオンとか笑ったけどさー。もうちょっと短ければよかったのに。
ヒポリタは立ってるだけでとにかく美しい、そしてデカい(笑)
白いボールと鎖を持ってて、なんだろうと思ったら、足枷だったみたい。奴隷として付けられてるって訳ではないみたいだったけど??
結婚を嫌がってる様子で、ロミジュリ舞台を見て改心し、自分で足枷を外してシーシアスと抱き合うというクライマックスのオチが分からなかったのよ。足枷を外すイコール心を開くってこと?彼女が何故心を閉ざしている、結婚を嫌がっているってのがよくわからんかったのではっきりした根拠にならないんだよね。脚色でなく、原作にそういう描写があるなら、ちょっと読んでみたいなと思った。あらすじとか検索してもこの二人についてはあまり書かれてなかったので。
個人的にはライサンダーがちょっと物足りなかった。でもハーミアと並んだ姿は美男美女でよかったけど。
舞台挨拶のあと、客席を通って役者さんがハケていったけど、そこで見たハーミアとヘレナのかわいさに感動。間近で見てもかわいいってすごい。ロビーでは即席握手会になっててヘレナ役の方に握手してもらったんだけど、やっぱりかわいかった。演技だけでなく見た目もよかったと訂正しておかねば。
物販コーナーでヒポリタの人が売ってたんだけど、デカい美人は迫力あった。
それにしてもここのはダブルキャストというか、チーム制なので、ファンの人は見るの大変だろうなと思う。私は特にご贔屓さんもいないし、キホン、日程優先なので(笑)
次回公演予定の「マージナル」、面白そうなんだけど大阪には来ないだろうな。次にこちらに来るとしたらいつになるのかな。